アメリカで著名人の自殺が多発…欧米全体でうつ病への関心が高まる
2018年06月14日
【心の病・メンタルヘルス】海外
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欧米では今月に入り著名人が相次いで自殺し、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが特集を組むなど
うつ病に関する関心が高まっていて、一般の人たちの間でも議論する動きが広がっています。
アメリカでは今月5日、ファッションデザイナー、ケイト・スペードさん(55)が長年うつ病を患った末に自殺し、8日には著名シェフ、アンソニー・ボーデインさん(61)が滞在先のフランスのホテルで死亡し、自殺したと見られています。
こうした中、欧米ではうつ病に関する関心が高まっていて、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは7日、高齢者がうつ病を患うと若者より長引く傾向があるとする研究結果を掲載しました。
また、一般の人たちの間でもうつ病について議論する動きが広がっていて、アメリカの俳優がツイッターで
「成功しているからと言ってうつ病は免れられない。私たちはみな苦しんでいる友人に気を配るべきだ」と
書き込むと、多くの人が「笑顔でいる人が必ずしも幸せとは限らない」とか、「私の友人もうつ病です」など、意見を書き込んでいました。
WHO=世界保健機関によりますと、うつ病の患者は世界で推計3億人を超え、全人口の4%を超えていて自殺を図る人も後をたたないことから早急な対策を訴えています。
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