北京日本人学校ついに500人割れ 日中関係悪化と大気汚染で
2014.4.11 12:38
深刻な大気汚染が発生した北京で、マスクを着けて登校する中国の子供=2月(共同)。日本人学校の児童ではありません
深刻な大気汚染が発生した北京で、マスクを着けて登校する中国の子供=2月(共同)。日本人学校の児童ではありません
中国北京市朝陽区にある日本人学校(多田賢一校長)の小学部と中学部を合わせた児童・生徒の総数が500人を割り込んだことが11日分かった。同校は同日始業式を迎えた。
同校では昨年4月、児童生徒数が3年ぶりに600人を割ったばかり。日中関係悪化や微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染の深刻化を受け、駐在員が家族を帰国させたり、単身赴任を選んだりするケースが増えているためとみられる。
同校によると、現在小学部378人、中学部113人の491人が在校。3月11日時点では554人だった。
同校は1974年に北京日本人学童補習校として開校し、76年に北京日本人学校となった。中国経済の発展に伴い生徒数が増加し2005年に500人を突破、07年には688人が在籍していた。(共同)
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